永原康史(ながはら・やすひと)
1955年生まれ。グラフィックデザイナー。多摩美術大学情報デザイン学科教授。デジタルメディアや展覧会のアートディレクションなども手がけ、メディア横断的なデザインを推進している。
愛知万博政府出展事業「サイバー日本館」、スペイン・サラゴサ万博日本館サイトのアートディレクターを歴任。主な仕事に、「秀英体展示室」(DNP五反田ビル/DDA優秀賞)「本阿弥光悦マルチメディア展示プロジェクト」(フィラデルフィア美術館、光悦プロジェクト/MMCAマルチメディアグランプリ展示イベント部門最優秀賞)、「戦国博」(インターネット博覧会岐阜県パビリオン/2001年グッドデザイン賞)、「イマジネーションの表現」(東京都写真美術館/第8回大阪トリエンナーレ美術展カタログコンクール最優秀作品賞)。
著書に、『インフォグラフィックスの潮流』(誠文堂新光社)、『デザインの風景』(BNN新社)、『日本語のデザイン』(美術出版社)、『デザイン・ウィズ・コンピュータ』(MdNコーポレーション)など。監訳にオットー・ノイラート『ISOTYPE』、ジョセフ・アルバース『配色の設計』(ともにBNN新社)。共著に『デザイン言語』(慶應義塾大学出版会)、『創造性の宇宙』(工作舎)などがある。
2016年より竹尾アーカイヴズのディレクターを務める。